頼りになる牛乳

「発育にいい」「栄養豊富だから」という理由で日本の学校給食に脱脂粉乳が登場したのが1949年、その後ビンに詰められた牛乳が出るようになったのは1970年頃です。それからずっと牛乳は老若男女問わず身近な飲み物として親しまれ、「牛乳が体にいい」というのは今では一般的な認識になっていますが、具体的にどのように体にいいのかを知っている人はどれほどいるでしょうか。

「牛乳を飲むと背が高くなる」という俗説は昔からありましたが、栄養豊富な牛乳とはいえ、それだけを飲んでいても身長を伸ばすことは難しいでしょう。背が伸びる、というのは骨格の成長をイメージさせ、つまり骨格の形成に効く栄養素、カルシウムが豊富に含まれているということから「牛乳を飲むと背が高くなる」と連想されたのではないでしょうか。牛乳には骨や筋肉を作るために必要なカルシウムやたんぱく質が豊富に含まれていますが、身長を伸ばしたいのであれば牛乳だけではなくバランスの良い健康的な食事や睡眠、運動も欠かせないでしょう。

そんな誤解はあるかもしれませんが、牛乳が栄養豊富であることには間違いありません。前述したようにカルシウムと良質のたんぱく質はもちろん、ラクトフェリンという免疫力を高める成分、ビタミンの吸収を助けて胃の粘膜を保護してくれる働きがある乳脂肪なども含まれています。そして、そのビタミン類もA、B1、B2、D、E、Kなど豊富に含まれているため、牛乳は優れた栄養食品だといえるのです。

このように体にいい牛乳を積極的に摂りたいところですが、牛乳に含まれる乳糖という成分は腸内環境を整える効果があるものの、日本人には本来その乳糖を分解する酵素の働きが弱い人がいるため、牛乳を飲むとお腹を下してしまう人も少なくありません。そんなときは、牛乳そのままを摂るのではなく、料理やお菓子にして美味しく食べてしまうのがオススメです。

新食感のパンケーキが食べられると話題を呼んでいるお店、「幸せのパンケーキ」では北海道産の生乳を使用したバターを使用しており、そのバターをさらに熟成させた発酵バターをたっぷりと焼き立てのパンケーキに載せて提供しています。熱でまろやかに溶けた発酵バターとシロップを載せたパンケーキを一口頬張れば、コクのある甘さと芳醇な香りが口いっぱいに広がるでしょう。牛乳の栄養をぎゅっと濃縮したバターと焼き立てパンケーキで、体に優しい美味しさを堪能してみませんか。